バルトレックスと塗り薬の同時処方、これって大丈夫?

手で持たれる多様な薬

バルトレックスはバラシクロビルを有効成分にした飲み薬で、ヘルペスウイルスの治療に使用されることから抗ウイルス薬に分類されます。
ヘルペスは口の周囲や性器の周辺、あるいは全身に水ぶくれや発疹を作り、しばらくすると破れてかさぶたを作ると2週間ほどで治ります。
1つだけでなく幾つもの水ぶくれが集まってできるため、破れたあとに肌荒れが起こります。
また、初めて感染した場合は、発熱やかゆみ、痛みなどを伴い重症化すると膀胱などに感染が広がることもあるため、早めの治療が重要となります。

皮膚に現れる症状であるため、飲み薬だけでなく塗り薬を使用した治療も可能で、早く治したいためにバルトレックスと一緒に塗り薬を使用したいと考える人も多いようです。
塗り薬は皮膚から成分が吸収され、ウイルスに対して効果を示すことから、全身には作用せずバルトレックスとの同時使用は問題ありません。
しかし、同時に使用したいからといって、両方を処方してもらえるかといったらそうはいかないようです。
バルトレックスはヘルペスウイルスに対して十分な効果を発揮するため、塗り薬を使用する必要はないと考えられています。

同様に塗り薬単体でも治療には十分なため、バルトレックスを使用する必要はないと考えられます。
結果的にどちらか一方であれば治療には十分であることから、同時処方をしようとすると保険上不適合と判断され、返戻の対象となってしまいます。
実際に同時処方されたとしても、併用して症状が治まるまでの時間に大きな差はないので、治療するならどちらか一方で十分です。
塗り薬は指を使って塗ることになるので、もし処方される薬を選べるならば、飲むだけで済むバルトレックスを選ぶと良いでしょう。

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